2025/06/01
未経験から始まったチーム。仲間と一緒に育っていく日々
私たちのステーションは、開業時から全員が訪問看護未経験のスタッフばかりでした。
「未経験だけどやってみたい」
そう言ってくれる仲間が集まってくれたことが、本当にありがたかったです。そして、私自身も含めて、みんなで一緒に育ってきた感じがあります。
最初は、玄関のインターホンを押す手が震えるくらい緊張していたスタッフもいました。でも、「大丈夫、一緒に行くよ」って声をかけて、少しずつ慣れていって。今ではそれぞれが自信を持って、日々の訪問に取り組んでくれています。
毎月1回の勉強会では、診療看護師の先生をお呼びして症例検討をしたり、ケアの振り返りを行ったりしています。できるだけ実践的な学びになるように、参加できなかった人のためには録画もしています。
知識や経験だけでなく、「誰と働くか」がすごく大事だと思っています。だからこそ、スタッフ同士が安心して相談できて、お互いを思いやれる関係性を一番大切にしています。
私は代表として、あえて自分の訪問枠に“余白”を持たせています。これが、あおぞらの強みである「スピード」と「対応力」を支えています。
現場を知っていたいし、感じたことをそのまま組織づくりに活かしたい。だから、現場にも出ますし、スタッフが急なお休みでも慌てない体制を整えています。
私は3人の子どもを育てながらこの仕事をしています。
「子育てって、1人でやっちゃいけない」
これが私の実感です。家族や地域の支援サービス、職場の仲間。いろんな人の助けを借りて、なんとかやってこられました。
スタッフにも「遠慮せず頼っていいよ」と常に伝えています。春休みや長期休みには子どもを事務所に連れてきて、スタッフの子どもたちと一緒に過ごすこともあります。