2026/01/07
私は、子育てと出産の30代を「下積み時代」とよんでいる
私は、自分の30代をこう表現しています。
「子育てと出産の30代は、私にとって下積み時代だった」
一般的には、30代は「キャリアを積み上げる時期」「仕事で結果を出す時期」と言われることが多いかもしれません。
けれど私の30代は、思うように働けない時期でもありました。 子どもの体調、行事、生活リズム。 自分のことよりも、常に“誰かの命と生活”が最優先でした。
正直に言えば、 「取り残されているのではないか」 「このままでいいのだろうか」 そんな不安を抱えた日も、少なくありません。
それでも今、はっきりと言えます。
あの時間は、決して遠回りではありませんでした。
子育てと出産を通して、私は人の命を守る重み
思い通りにならない現実を受け入れる力
待つこと、寄り添うことの意味
自分よりも誰かを優先する覚悟を、体で学びました。
これは本や研修では得られない学びです。 現場で、人と向き合い続けたからこそ身についた力でした。
だから私は、30代を「キャリアが止まった時代」ではなく、 40代、50代で本気で走るための下積み時代だと捉えています。
地味で、評価されにくくて、結果も見えにくい。 でも、土台がなければ建物は建たない。
今、訪問看護の現場で経営に立ち、スタッフと向き合い、地域と関わる中で、 あの下積み時代が、確実に今の私を支えています。
もし今、 子育てや介護、家庭の事情で「思うように働けていない」と感じている人がいたら、伝えたいのです。
その時間は、無駄ではありません。 それは、未来の自分を支える下積みです。
誇りを持っていい時間です。
私は、そう信じています。